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【茨城】

新成人1800人門出、混乱なく つくばで厳戒の式典

振り袖姿で手荷物検査を受ける新成人=つくば市で

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 「成人の日」の前日の7日、県内各地で成人式が開かれた。昨年に逮捕者が出たつくば市の式典には、約1800人の新成人が参加。警戒態勢が強化された中での開催となったが、目立った混乱はなかった。 (宮本隆康)

 昨年の式典では、壇上に立とうして公務執行妨害の疑いで逮捕された新成人から、アルコールが検出された。このため、市は今回、会場のつくばカピオの受付で、飲酒した新成人の入場を規制。異例の手荷物検査も導入し、新成人たちは淡々とバッグの中身を見せていた。

 式典会場のステージ前には鉄の柵が設置されたが、「そのままでは見栄えが悪い」(市職員)と紅白の幕で覆われた。大幅に増員された警備員は、ステージの正面にも配置された。

 昨年の式典は午後に開かれたが、酔って参加する新成人がいないように、今回は午前の開催に変更。新成人の集中力が途切れないように、市長以外の来賓あいさつをやめ、開催時間を約二時間半から約四十分に短縮した。新成人代表の誓い言葉と、市長あいさつ、津軽三味線の演奏だけに簡素化した。

ステージ前に設けられた鉄の柵

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 五十嵐立青市長はあいさつで「昨年は『やるべきではない』というメールも来たが、去年の新成人の実行委員から『やってほしい』と言われた。どうすれば、きちんとできるのか関係者が考えて開催した」などと説明。「つくば市を前に進める仕事を、一緒にできる日を楽しみにしている」と呼び掛けた。

 実行委員長を務めた新成人の寺田皓公(ひろき)さん(20)は「本当はいろいろな案があって、短時間の式典でなければ、もう少し何かできたかもしれない。でもいい感じで終わり、晴れ晴れしい気持ち。何事もなく、いいアピールになったのでは」と話していた。

 

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