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【茨城】

大洗水族館に21種 約110点集合 美しいけど毒がある!!

美しいひれを持つハナミノカサゴ

写真

 毒を持ちながら、優雅なひれをもつ魚や変色するタコなど有毒生物をテーマにした企画展「毒・ラボ〜こちら大洗海洋毒生物研究所〜」が、アクアワールド県大洗水族館(大洗町)で開かれている。二十一種約百十点の珍しい生き物を見ることができる。五月六日まで。

 展示では、身を守るためだけに使う「防御毒」や、獲物を捕食する時に使う「攻撃毒」など三つのコーナーに分かれている。

 防御毒コーナーでは、沖縄県などの海に生息する魚「ハナミノカサゴ」を展示。花弁のような優雅なひれを持つが、とげがあるため、刺されると痛みが数時間続き、患部が赤く腫れて熱を持つ。ここには、東京都の八丈島などに生息し、岩に擬態する魚「オニダルマオコゼ」もいる。

 攻撃毒コーナーにいるのは、体長約二〇センチ程度のタコ「オオマルモンダコ」。興奮すると、体表に青いリングのような模様が浮かびあがり、体全体が黄色に変わる。タコがかむと、フグと同じ猛毒「テトロドトキシン」を出し、しびれや嘔吐(おうと)の症状が出るという。

 案内役の「Dr.ポイズン」こと魚類展示課の吉野剛弘さん(24)は「生き物がなぜ毒を持つのか、何のために使うのかを知り、毒に対する印象を変えてもらえれば」と話した。 (山下葉月)

 

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