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【茨城】

大谷選手 水戸も熱烈エール 200人寄せ書きの市旗贈る

大谷選手へ贈る市旗を眺める高橋市長=水戸市で

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 水戸市が、プロ野球北海道日本ハムファイターズから米大リーグのエンゼルスへ移籍した大谷翔平選手の活躍を願い、市民約二百人の応援メッセージが入った市旗を作った。水戸市が、エンゼルス本拠地のアナハイム市と国際親善姉妹都市になっている縁で、計画した。大谷選手は日ハムを通じて受け取り、市民の熱い思いも背にグラウンドに立つ。 (越田普之)

 水戸市によると、アナハイム市との交流は一九七四年に始まった。当時、アナハイムに住んでいた水戸出身の実業家が、水戸の恩師をアナハイムに招待したのがきっかけだったという。以降、教育使節団の派遣などで友好を深め、七六年に姉妹都市となった。

 水戸市内にはアナハイムの名を冠した道や橋、広場があり、アナハイム側も市役所近くの道路を「Mito Way(ミトウェイ)」と命名しているという。水戸側は二年に一度、市民参加の使節団を送っており、プログラムにはエンゼルスのスタジアムツアーも組み込まれている。

 こうした浅からぬ縁があったことから、市は今回、姉妹都市として大谷選手へメッセージ入りの市旗を贈ることにした。寄せ書きは、元日に市内で開かれたマラソン大会で募集。大会参加者ら約二百人が、青地の市旗に白いペンで「世界一のピッチャー、世界一のスラッガーになると信じています」「大谷選手のようなプレーヤーを目指します」などと書き込んだ。

 ただ、水戸市と大谷選手とは直接的なつながりが特にないことから、ネット上では「便乗だ」などと冷ややかな声が上がった。また、エンゼルスにかつて在籍した長谷川滋利さんや松井秀喜さん、高橋尚成(ひさのり)さんには贈っていなかったことも指摘された。

 こうした反応に、高橋靖市長は「ネットで悪口も書かれたが、気にせず市民として大谷選手を応援していきたい。応援の声が少しでもモチベーションにつながればいいなという思いだ」と力を込めた。

 長谷川さんや松井さんの在籍時は高橋市長の就任前で、高橋尚成さんの時には東日本大震災の被災などで、検討の余裕がなかったのだという。

 市旗は、市職員が十二日に千葉県鎌ケ谷市の日ハムの二軍施設を訪れて球団職員に託した。球団の広報担当者は「いただけるのは、ありがたい。職員から本人へ渡す」と話した。高橋市長は「大谷選手を煩わせてはいけないが、二刀流で活躍する姿を楽しみに応援していきたい」と話した。

 

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