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【茨城】

J2水戸新拠点の追加工事費問題 城里町議会、紛糾の末に議案可決

ホーリーホックのクラブハウスや町民センターに転用される旧七会中学校=城里町で

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 サッカーJ2水戸ホーリーホックのクラブハウス兼練習拠点など複合施設への転用が決まっている城里町の旧七会中学校を巡り、町議会は十七日、臨時会を開き、追加工事費を支払うための議案を賛成多数で可決した。議案はこれまで二度にわたり否決され、施工業者へ支払いができず、二月に予定していた供用開始が危ぶまれていた。

 町によると、施設整備は二億二百七十一万円をかけて進められてきた。その過程で、練習場に水をまくためのポンプを交換する必要があり、町は約二千三百万円で追加工事を実施。だが、上遠野(かとうの)修町長が議会に事前説明しなかったとして、一部町議が反発し昨年十二月の定例会と臨時会の二度にわたり、議案が否決されていた。

 上遠野町長は臨時会の答弁で「今後、議会の承認案件については、議長に相談するなど慎重に取り扱う」と述べ、理解を求めた。一部議員から反発の声も出たが、採決で賛成八、反対六の賛成多数となった。

 上遠野町長は臨時会後に記者会見し「廃校を利用し、役場支所やJリーグのクラブハウスなどが入るのは全国初。歴史的な一歩が確定したことに、晴れ晴れした気持ち」と話した。

 施設はバーベキュー場も備えるなど観光拠点としても期待され、愛称は「アツマーレ」に決定。二十八日には施設の竣工(しゅんこう)式と、ホーリーホックのファン感謝イベントを開催。町民センターなどは二月十三日にオープンの予定になっている。

 城里町では、議会が二〇一七年度当初予算案も三度否決するなど、町長と対立し、町政空転が問題となっている。 (越田普之)

 

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