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【茨城】

朝摘みイチゴ 日本土産に 鉾田の農園から直送

新鮮な産直イチゴの販売コーナーで足を止める外国人観光客=成田空港で

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 県産イチゴを日本の土産にしてもらおうと、つくば市の農業法人と日本航空(JAL)が協力し成田空港(千葉県成田市)で、鉾田市の農家などから直送された新鮮な朝摘みイチゴの販売を始めた。1箱3000円と割高だが、帰国便を待つ外国人客が3箱、4箱とまとめ買いしていくなど、飛ぶように売れていた。(小沢伸介)

 第二旅客ターミナルビル四階「BLUE SKYおみやげプラザ」で販売が始まったイチゴは、鉾田市と栃木県益子町の農園が栽培した贈答用のとちおとめ、やよい姫、スカイベリーの三種類だ。

 産地が空港と近く、当日朝に収穫し、昼すぎには空港に届く。店舗では陳列棚のごく一部を占めるだけだが、試食用にカットして甘い香りが漂い、存在感は抜群。外国語を話せるスタッフは接客に忙しい。

 販売初日の一月十五日(語呂合わせでいちごの日)、マカオから友人二人と観光に訪れ、帰国前に店に立ち寄ったという大学生の女性(22)は、試食して四箱も購入。「酸味と甘みのバランスが良くてすごくおいしかった。家族と一緒に食べ、友人のお土産にする」と話していた。

 販売されているイチゴの農園は、つくば市で農産物直売所を運営する「農業法人みずほ」と取引し、品質の良さを自負している。

 みずほの子会社で、農産物の輸出などを手掛ける「みずほジャパン」の長谷川久夫社長は「国は輸出で農業を成長させようとしているが、現場にステージがなかった。JALとの提携で売り場ができたのは画期的。いろんな空港に拡大していくことを期待している」と語った。

 店舗は日本航空グループのJALUXが運営。JALの沼畑康夫・貨物路線部長は「農産物の輸出拡大、インバウンドの旅客増加、地方創生という好循環をつくる一助になりたい」と話した。

 店舗に並べる果物は鮮度を重視し、イチゴは五月まで。六月は山形のサクランボ、七月から長野や山梨のブドウ、八〜九月は山梨のモモ、九〜十一月は青森のリンゴを取り扱う予定。

 

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