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【茨城】

大雪、県内に爪痕 1人死亡、84人けが

県庁展望ロビーからは、一面雪で覆われた街の光景が広がった=水戸市で

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 関東地方で降り続いた大雪の影響で、県内でも転倒や交通事故が相次ぎ二十三日午後四時までに、一人が死亡、八十四人がけがを負ったことが確認された。また、公共交通機関の乱れが続いたほか、停電も発生した。街では、汗をかきながら、雪かきをする人たちの姿が見られた。 (山下葉月、鈴木学)

 県などによると、二十二日夜、行方市の国道355号で千葉県酒々井町中央台二、飲食店員の高興雲さん(52)の軽乗用車が対向車線にはみ出し、小美玉市の男性調理師(35)のトラックと衝突した。高さんは胸を強く打ち、間もなく死亡。行方署の調べでは、高さんの車は冬用タイヤをつけておらず、スリップした可能性がある。

 まとめでは、路面凍結などによる交通事故は七百六十件超発生し、雪かきの転倒なども合わせ八十四人がけがを負った。

 公共交通機関にも影響が広がった。NEXCO(ネクスコ)東日本によると、東水戸道路全線、県内の東関道などは二十三日夜まで通行止めが続いた。JR東日本水戸支社のまとめでは、常磐線と水戸線は二十二日、上下線で計六十七本の運休と遅れがあり、計約二万八千六百人に影響。二十三日は、水戸線が福原駅(笠間市)構内で線路を切り替える装置に挟まった氷を取り除くため、最大四十九分遅れた。

 茨城空港ではこれまでに、国内線の五便が欠航し、四便で遅れが出た。

商店前などで雪かきをする人たち

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 東京電力によると、積雪に伴う倒木で行方市と鉾田市で三百四十八軒が停電。送電線のトラブルもあり、潮来市などの五千四十九軒で最大一時間三十五分停電した。いずれも二十三日早朝までには復旧した。農業被害では、古河市は、雪の重みでキャベツ苗用のビニールハウス一棟が倒壊したと発表した。

 県教育委員会のまとめによると、二十三日朝の段階で、公立私立の小・中・高校・中等教育学校・特別支援学校では臨時休校が計九十三校、短縮授業が計七百十五校に上った。二十四日も公立三百三十七校で短縮授業を決めている。

 水戸地方気象台によると、二十三日午前九時現在の積雪量は、水戸市で一七センチ、つくば市で一三センチ、下妻市で二九センチを記録した。

 

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