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【茨城】

「霞ケ浦の帆引網漁」 無形民俗文化財へ文化審答申

帆を張る帆引き船(土浦市教育委員会提供)

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 国の文化審議会は、土浦市などで受け継がれている伝統漁法「霞ケ浦の帆引網(ほびきあみ)漁の技術」を、無形民俗文化財に選択するよう文化庁長官に答申した。選択されれば、県内で二十件目。

 県教育委員会によると、「霞ケ浦の帆引網漁」は、大きな一枚帆で風を受け、風力を利用して船体を横滑りさせながら、袋状の網を引いて魚を捕る。「帆と網のバランスを瞬時に察知して、複数の網を巧みに操ることで成り立つ漁であり、操船と漁労の技術が評価された」としている。

 明治初期に考案され、近代漁法以前の形態をとどめる希少な漁法の一つ。動力船による漁に取って代わられていく中、一九七一年以降は観光資源として継承が図られ、土浦、かすみがうら、行方の三市では保存会が結成されている。 (鈴木学)

 

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