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【茨城】

漫画・君たちはどう生きるか描く つくば出身、羽賀翔一さんが県庁表敬

作品づくりなどについて語る羽賀翔一さん=県庁で

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 つくば市出身でヒット作「漫画 君たちはどう生きるか」(マガジンハウス)を描いた羽賀翔一さん(31)が二日、県庁を訪れ、大井川和彦知事に作品づくりの工夫などを語った。

 原作は、雑誌「世界」の初代編集長で児童文学者の吉野源三郎の小説。中学生「コペル君」と「おじさん」の交流を通じ、友人との関係や勇気などを学ぶ姿を描く。一九三七年の刊行で平和や言論の自由が脅かされる中、若者らを啓発する目的で書かれた。

 羽賀さんは大学で教員を目指しつつも、夢だった漫画家を志望。アシスタントをしつつ作品を発表してきた中、本作で声が掛かった。本作では「おじさん」を親しみやすい人物に描くなど工夫したそうで「ゼロからものを作り上げるような取り組みだった」とした。

 「硬い本だけでなく、クスッと笑える漫画などたくさん本を作っていきたい」と語る羽賀さん。大井川知事が「茨城の魅力を漫画にしてもらえますか」と依頼する一幕もあった。

 原作を愛読する巨匠・宮崎駿監督が次回作のタイトルにしたことでも広まった。発行部数は一日現在で百七十万部、小説・新装版も四十万部に達したという。 (鈴木学)

 

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