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【茨城】

土浦市役所なども被害か 1000年に1度の雨で「浸水想定区域図」

恋瀬川の浸水想定区域図

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 近年、想定を超える大雨が降り、河川の氾濫が相次ぐ中、県は、恋瀬川や涸沼川など県管理の十七河川について新たな浸水想定区域図を公表した。二〇一五年の水防法改正により、河川ごとに「十〜五十年に一度」だった大雨の想定を「千年に一度」で見直し、その確率で洪水を想定した。土浦市や茨城町などの役所でも、浸水する可能性が出ている。 (鈴木学)

 県によると、涸沼川の想定は、四十八時間でこれまでより二倍以上多い七六四ミリの総雨量とした。浸水域は笠間市と茨城町の約二十七平方キロに及び、最大水深は十〜二十メートルとなった。町役場やJR笠間駅が浸水する恐れも指摘する。

 また、久慈川(四十八時間で六一六ミリ)と押川(二十四時間で六六一ミリ)の合流部に近い大子町役場も浸水の可能性がある。

 恋瀬川の想定では、かすみがうら、石岡の両市で計約十平方キロが浸水。霞ケ浦付近の広範囲で水深五十センチ以下まで水が引くのに四週間かかる恐れも。

 同様に霞ケ浦に注ぐ桜川では、浸水域が土浦、つくばの両市と阿見町の約二十八平方キロに及び、土浦市役所やJR土浦駅に浸水の可能性がある。

 想定区域図は県河川課のホームページで見られる。課は、新想定で水害の危険性を認識してもらい、「市町村のハザードマップ作成の技術支援もしていく」としている。

 このほかの河川と浸水区域は次の通り。

 八間堀川(常総市、下妻市、つくばみらい市)▽五行川(筑西市)▽前川(潮来市)▽巴川(鉾田市、小美玉市)▽里川(常陸太田市)▽浅川(常陸太田市、那珂市)▽茂宮川(日立市、常陸太田市)▽花貫川(高萩市、日立市)▽十王川(日立市)▽関根川(高萩市)▽大北川(北茨城市)▽花園川(北茨城市)

 

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