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【茨城】

「イクボス」増やそう! 石岡市、地元企業と「同盟」

いしおかイクボス企業同盟に参加した企業や事業所の職員ら。手前中央は今泉市長。左隣は安藤さん=石岡市で(市提供)

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 育児や介護といった部下の家庭事情に配慮しつつ、働きやすい職場づくりを進められる上司「イクボス」を増やそうと、石岡市は八日、市内四十七の企業・事業所などとともに、「いしおかイクボス企業同盟」を発足させた。市によると、同盟は県内では東海村に続いて二例目だという。

 参加企業などが出席して市内で開かれた発足式で、今泉文彦市長は「石岡でも労働人口が減り、新たな発想が必要な時代。だからこそ、仕事と私生活の両立ができる職場の実現が重要」とあいさつした。

 その上で、「個性輝く魅力的な市にしていくため、これまでの社会における男女の役割分担意識などの価値観をあらため、誰もが働きやすい職場の実現に全力で取り組むことを誓う」との宣言文を読み上げた。

 発足を記念し、父親の子育て支援などに取り組むNPO法人ファザーリングジャパン(東京都千代田区)代表の安藤哲也さんが講演。「上司がイクボスになると労働環境が改善され、生産性や業績も向上する。私たちや子どもたちの未来を良くするため、今、取り組まないといけない」と力説した。

 同盟発足の意義については「漢方薬のようにじわじわ効き目が出る」と説明。「イクボスがいない会社には人材も来ない」と強調し、長時間労働を求められてきた五十代以上の管理職に向け、「自分を基準にしないように」と意識改革を求めていた。 (越田普之)

 

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