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【茨城】

新聞切り抜きコンクール 岩瀬日大高3年・武川さんが優秀賞

優秀賞に輝いた作品のカラーコピーを手に、笑顔を見せる武川さん=桜川市で

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 新聞に親しみながら社会への関心を高めてもらう「第十五回新聞切り抜き作品コンクール」(東京新聞主催)高校生の部で、岩瀬日本大学高(桜川市)三年の武川茉由(まゆ)さん(18)が優秀賞に輝いた。民間調査会社の魅力度ランキングで「県が五年連続最下位」と伝えられたニュースに疑問を感じ、県の魅力をローカルな記事から厳選し、発信した。 (越田普之)

 岩瀬日大高では、地歴・公民科教諭の時杉博人(ひろと)さん(43)が有志生徒に新聞切り抜きを指導。武川さんも時杉さんに勧められ、大学入試に役立つとも考え、挑戦することにした。

 普段、ネットやテレビでニュースに接する武川さん。昨年十月に切り抜きを始めたころは「文章ばかりでおもしろくなかった」。テーマを大好きな鉄道に絞ると、記事探しが少しずつ楽しくなっていったという。

 そんな中、都道府県の魅力度ランキングで県が五年連続で最下位になったとのニュースに触れた。「なぜこういう結果になるのか」と疑問を感じ、テーマを変更。県の魅力を感じられる記事を探し始めた。

 毎日放課後に二時間以上かけ、昨年一月以降の新聞を七紙分チェック。北関東三県のご当地キャラクターが魅力アップを語り合った本紙の対談企画や、ひたちなか海浜鉄道を支える市民の活動、県内が舞台のNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを務めた有村架純さんのインタビューなどを選び出した。

 郷土のヒーロー・ヒロインにも光を当てた。大相撲の横綱稀勢の里関や女子ゴルフの畑岡奈紗選手の写真を掲載したほか、高校OBの声優で「いばらき大使」も担う安達勇人さんに関する記事も貼った。

 記事を選ぶのも膨大な時間を費やしたが、「インパクトあるレイアウトにするのも大変だった」と武川さん。作品のタイトルは「茨城ってなんだっぺ?」で、ほかにも「いがっぺよ」「うまかっぺ」などの方言を見出しにちりばめ、「茨城」色を強めて、目に留まりやすいよう工夫した。

 作品は「自分らしさを表現できた」が、締め切りぎりぎりに完成したこともあって自信はなかったという。それだけに、優秀賞に選ばれ「高校生活で一番うれしかった」と笑う。十八日には東京・品川での表彰式に出席し、卒業前の思い出の一つにするつもりだ。

     ◆

 武川さんの作品は十六日付八面に掲載されている。

 

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