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【茨城】

水戸市予算案 保育士の負担を軽減 待機児対策を強化

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 認可保育所などに申し込んでも入所できない「待機児童」を巡り、水戸市は二〇一八年度、保育士確保のため、現場の負担の軽減策などに取り組み、解消を目指す。一八年度当初予算案に関連で計約二億八千三百万円を計上。市は、これまでも施設の定員を増やすなどしてきたが、一七年度内に「ゼロ」を達成できないため対応を強化する。(山下葉月)

 高橋靖水戸市長が二十六日の会見で発表した=写真。高橋市長は一一年の初当選以来、公約に「待機児童ゼロ」を掲げてきた。

 だが、保育士不足で、定員通り子どもを受け入れられない施設があり、昨年十月一日時点の待機児童は八十三人だった。高橋市長は達成できないことを陳謝した上で「なるべく早い時期に達成する」と述べた。

 新たな取り組みとして約二千四百万円を計上し、民間保育所で働く保育士の負担を減らすため、施設の清掃や給食配膳などを担うヘルパーの雇用に資金援助する。また、ゼロ〜二歳児を受け入れる小規模保育施設(各定員十九人)も約十カ所増設する。

 市教育委員会によると、二十六日現在、市内の認可保育所での受け入れ可能人数は五千四百十人。新年度の対策により、来年三月には六百七十六人増の六千八十六人になる予定で、これで待機児童ゼロを達成できると見込む。

 このほか、医師確保に向け、市内の医療機関に勤務する予定の医学生への資金援助をする事業(約四千五百万円)や、外見では分かりにくい障害や病気があることを知らせる「ヘルプマーク」の普及事業(約百万円)などを盛り込んだ。

 一般会計の総額は千三百億千三百万円。一七年度当初予算案を五十億千七百万円(4%)上回り、八年続けて過去最大となった。

 

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