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【茨城】

J1鹿島のホームタウン・鹿行5市が新組織 サッカー軸に観光振興

東京五輪の試合会場にもなる鹿島アントラーズのホーム・県立カシマサッカースタジアム。官民が連携し、観光振興に取り組む=鹿嶋市で

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 サッカーJ1・鹿島アントラーズのホームタウンを構成する鹿行五市(鹿嶋、神栖、行方、潮来、鉾田の各市)は、スポーツを軸に観光振興を目指す一般社団法人「アントラーズホームタウンDMO」を設立した。サッカーを中心としたスポーツファンらに地元の観光ツアーを提案したり、国内外のサッカーチームの合宿を誘致したりして、地域活性化につなげたい考えだ。 (酒井健)

 DMOは、官民が連携して地域の観光戦略を立案し、実行する組織で、観光庁が推進する「観光地域づくり」を担う法人。「いわゆる旅行業に近いイメージ」(鹿嶋市商工観光課)という。

 アントラーズホームタウンDMOは、鹿行五市と「鹿島アントラーズFC」(同市)などの民間三社が参加して一月に発足し、観光庁へも登録済み。基金として、五市が計一千万円を二〇一八年度予算案に計上した。四月から本格的に活動を始める。

 設立準備委員会(事務局・鹿嶋市)によると、五市には計百面を超えるサッカーコートがあり、整備された練習環境を求めているアジアのチームの合宿で、一層の需要が見込める。国内向けには、アントラーズの指導者らによるサッカー教室などを企画する。

 ゴルフなど他のスポーツで鹿行を訪れる人もターゲットに含め、地域の施設を活用した農業体験や、鹿島神宮(鹿嶋市)などの観光スポットと組み合わせたツアーを提案する。

 また、県立カシマサッカースタジアム(同市)でサッカー競技がある東京五輪(二〇二〇年)に向け、宿泊施設が不足しがちになるとみられることから、確保策の一環として、民泊の開業を目指す市民や企業と連携し、宿泊先のネットワークの構築も図る。

 事務局の担当者は「スポーツを楽しむ方に、鹿行を周遊してもらえる仕組みをつくりたい」と話した。アントラーズFCは「鹿行地域がスポーツ先進地としてブランドを確立し、集客を図れるよう、地域共有の資源を活用していきたい」とコメントしている。

 

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