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【茨城】

天心の拠点で現代美術を 14日、北茨城で初の「桃源郷芸術祭」

小板橋弘さんの作品「威厳」

写真

 明治期に活躍した美術界の指導者・岡倉天心が拠点とした北茨城市五浦で十四日、新たな美術の祭典「桃源郷芸術祭」が始まる。今年初めて開催し、市内で活動する芸術家と東京芸術大の気鋭の芸術家らによる日本画や陶芸、映像、立体作品など約百点を、県天心記念五浦美術館をメイン会場に市内七カ所で展示する。十八日まで。

 岡倉天心は、ミレーら多くの風景画の画家たちが集まったフランスのバルビゾン村に例え、五浦を「東洋のバルビゾン」と称し、横山大観らを呼び寄せ、晩年まで過ごした。

 芸術祭は、市が委嘱し、創作活動をしながら芸術のまちづくりを担う地域おこし協力隊が企画した。祭典のコーディネーターを務める都築響子さんは「桃源郷の物語のように、かつての暮らしと現代の創作とが交錯した、五浦の海に広がるアートの祭典を楽しんで」とPRした。一年の活動成果の発表の場でもあるという。

 会場は五浦美術館をはじめ、茨城大五浦美術文化研究所(六角堂・天心邸)、五浦観光ホテル本館、ガラス工房シリカなど計七カ所。入場無料だが、六角堂・天心邸は入場料三百円が必要(中学生まで無料)。期間中は、アートと地域の解説や、コーヒーで描く絵のワークショップ、ガラス体験ワークショップのイベントを予定している。

 問い合わせは、桃源郷芸術祭2018事務局=電0293(46)0362=へ(平日午前九時〜午後五時)。 (鈴木学)

 

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