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【茨城】

防災意識2000人が再確認 北茨城で「M9」想定の訓練

けが人役の住民に、体調や傷の具合などを聞いてトリアージを行う病院の担当者(左)=北茨城市で

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 東日本大震災から七年の十一日、津波被害を受けた北茨城市では防災訓練が行われた。市や陸上自衛隊などの関係機関や地元住民合わせて約二千人が参加し、避難や救助の手順を確認した。訓練の終了式では、参加者は震災が起きた午後二時四十六分に合わせ、海に向かって黙とうした。 

 北茨城市は、七メートルの津波に襲われ、五人が死亡、一人が行方不明になった。市は、震災翌年から毎年三月に訓練を実施している。

 この日は、茨城県沖でマグニチュード9の地震が発生し、大津波警報が発表されたと想定。市は訓練のメイン会場となる市生涯学習センターに災害対策本部を設置し、住民も徒歩でセンターに避難した。その後、人命救助訓練も実施。けが人役の住民に、医師や看護師らが「大丈夫ですか」と声をかけながら体調や傷の具合を聞き、トリアージを行った。

 市内十六の自主防災組織をとりまとめる緑川亀之輔さん(72)は「防災意識を再確認できた。震災の記憶を風化させないようにしたい」と話した。 (山下葉月)

 

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