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【茨城】

笠間「筑波海軍航空隊記念館」で斎藤さん写真展 昭和30年代 暮らし見て

自身の作品が載ったコミックと写真展をPRする斎藤利江さん=県庁で

写真

 笠間市の「筑波海軍航空隊記念館」で、写真家斎藤利江さん(78)=群馬県桐生市=がとらえた昭和三十年代の作品などを紹介する企画展「斎藤利江写真展〜『三丁目の夕日』・昭和の軌跡展〜」が開かれている。記念館の旧司令部庁舎は保存のため、展示を取りやめることから、庁舎では最後の企画展となる。 (鈴木学)

 旧司令部庁舎は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(二〇一二年、山崎貴監督)のロケに使われ、斎藤さんはビッグコミックオリジナル(小学館)連載「三丁目の夕日」の廉価版で、十年にわたって写真コラムを連載している。庁舎が山崎監督の映画「永遠の0」(一三年)の撮影をきっかけに記念館になったことを踏まえ、最後を飾る展示として企画された。

 斎藤さんは学生時代、群馬県のコンテストやカメラ雑誌などで受賞歴がある。プロのカメラマンを目指していたが、父親の病気の影響で断念。六十歳の時、父の遺品整理で処分されたと思っていた昔の写真を見つけ、その展示のほか、撮影活動を続けている。

 企画展では、コミックの設定に合わせ昭和三十年代の家族などの写真約七十点が展示されている。一九五九(昭和三十四)年に、水戸市の偕楽園や大洗町の大洗海岸など県内を訪れた時の写真も並ぶ。

 「戦後の日本はこんなだったんだと、語らいが広がってくれたら」と斎藤さん。写真コラムをまとめた「三丁目写真館」も二月に発売された。

 庁舎は三八年に建築され、戦時中に多くの特攻隊員を送り出したことで知られる。今後、展示スペースは改装中の隣接棟(六月オープン予定)に移る。

 展示は三十一日まで。入館料は大人五百円、小学生〜高校生は三百五十円。問い合わせは記念館=電0296(73)5777=へ。

 

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