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【茨城】

下妻市長選 菊池さんが初当選 「サンビーチ、早期に結論」

当選から一夜明け、記者会見で笑顔を見せる菊池さん=下妻市で

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 下妻市長選が二十五日投開票され、無所属新人で元市議の菊池博さん(55)が、無所属現職の稲葉本治さん(72)=公明推薦=を破り、初当選した。

 当日有権者数は三万五千二百九十九人。投票率は48・7%で、選挙戦になった二〇一〇年を12・73ポイント下回った。

 一月に市議を辞職して市長選に挑んだ菊池さんは、存廃問題が浮上している市営プール「砂沼サンビーチ」や、市も出資している赤字経営の温泉宿泊施設「ビアスパークしもつま」について、早期に方向性を出すと主張。若さをアピールして支持を広げ、約五百六十票差の大接戦を制した。

 菊池さんは当選から一夜明けた二十六日、市内で記者会見し、両施設の問題対応を市長としての最初の課題に挙げた。

 サンビーチは「土地を所有する県と交渉しながら、来年夏ごろまでに結論を出す」とし、ビアスパークは「社長を公募するなど、抜本的な改革を考えている」と語った。

 二月の高萩市長選や阿見町長選に続き、新人が現職を破った。「新しい風を吹かせてほしいという声があった。お金をかけた割に、町が変わっていない不満も多かった」と勝因を分析した。

 稲葉さんは、全小中学校の耐震化や企業誘致、中心市街地の活性化など二期八年の実績を訴えたが、三選を果たせなかった。取材に「結果を出してきたつもりだったが、どこが有権者の思いと懸け離れていたのか分からない」と無念さをにじませた。 (越田普之)

◇下妻市長選確定得票

当 8,803 菊池博 無 新<1>

  8,237 稲葉本治 無 現 

 

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