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【茨城】

難病児預け、働く拠点に 古河に「ブラーノ」オープン

開所式でテープカットする関係者ら=古河市で

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 古河市で一日、たんの吸引など日常的に医療行為が必要な子ども(医療的ケア児)を預けながら、母親がデータ入力などの仕事を行う拠点施設「Burano(ブラーノ)」が開所した。看護負担を抱えて孤立しがちな母親が働くことを支援し、社会とつながる場を確保するのが狙い。専門家らによると、医療的ケア児のデイサービスと仕事場の併設は珍しいという。

 ブラーノは一軒家を改装し、一階に看護師や保育士がいるデイサービス(定員五人)、二階に母親の仕事場を設けた。仕事場はケア児の母親以外も働くことができ、地域との交流機能を持たせた。仕事はブラーノが受注し、母親らが作業する。他にテープ起こしなどを想定する。

 医療的ケア児は、他に人工呼吸器装着などの場合がある。新生児の救命率向上で増加し、二〇一五年度時点で、十九歳以下で全国に約一万七千人と推計される。預け先確保など家族の看護負担軽減が課題となっている。

 ブラーノ代表理事の秋山未来さん(34)は開所式で「ケア児の母は家にこもり、自分を犠牲にしがち。子育てを楽しみ、子どもも穏やかに過ごせると発信していきたい」と語った。

 

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