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【茨城】

九谷焼「赤絵細描」 米久さんが作陶展 水戸で12日から

赤絵細描を施した器などの展示会を開く米久さん=水戸市で

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 九谷焼に赤色を基調とした極細の筆で模様を描き込む「赤絵細描(あかえさいびょう)」と呼ばれる絵付けに取り組む作家、米久(こめきゅう)和彦さん(50)の「作陶展」が十二日から、水戸市の京成百貨店で開かれる。十八日まで。

 米久さんによると、九谷焼の絵付けは青色が主流。本場・石川県能美市出身(旧根上町)で、市内に工房を構える米久さんは地元でも数少ない作家の一人だ。

 米久さんは美大時代、油絵を専攻していたが、卒業後、地元の九谷焼作家の紹介で赤絵細描と出会った。「衝撃を受けた」と振り返り、以来、作品づくりに取り組んでいる。一三年には森喜朗元首相がロシア訪問の際、プーチン大統領に作品を寄贈した。

 水戸での展示は今回で二回目。香炉や花瓶など約百点を展示販売する。油絵で培った色彩感覚を生かしながら、髪の毛程の細い線と点で、伝統的な文様を描き込んでいる。米久さんは「赤、金、白の三色で仕上げているが、見る人によって違う色が見えてくるので、楽しんでほしい」と話した。

 期間中は米久さんも毎日来場し、赤絵細描を実演する。午前十時〜午後七時半(最終日は午後五時まで)。 (山下葉月)

 

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