東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

からくり人形 軽快な芝居 「日立風流物」披露

「源平盛衰記」の演目に見入る来場者たち

写真

 日立市の「日立さくらまつり」で七日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「日立風流物(ふりゅうもの)」が披露され、五層舞台の山車で繰り広げられるからくり人形の芝居に、訪れた人はくぎ付けになった。(山下葉月)

 市観光物産協会などによると、風流物の起源は江戸中期。山車は高さ約十五メートル、奥行き七メートルの回転式で、からくり人形を扱う人など約五十人が乗り込み、表と裏で二つの演目を披露する。二〇〇九年にユネスコの無形文化遺産に登録されたが、一六年に「山・鉾(ほこ)・屋台行事」の一つとして改めて登録された。

演目は二つ。山車の裏側では別の演目が繰り広げられる=いずれも日立市で

写真

 この日の演目は、源義経の幼少期から平家滅亡までを描いた「源平盛衰記」と、竜退治の物語「かびれ霊峰と御岩権現」。会場を彩るはずの桜は散り、正午で三月上旬並みの一〇・一度という肌寒さの中、多くの人が訪れ、軽快な祭りばやしに合わせた人形の動きに拍手を送っていた。

 日立郷土芸能保存会東町支部顧問の大谷和巳さん(89)は「こんなに桜が散っているのは珍しいが、日立の伝統芸能を多くの人に見てもらいたい」と話した。

 風流物は八日午後一時と三時にも披露される予定。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報