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【茨城】

羽石光志作、慶喜の肖像画特別展示 水戸・弘道館

徳川慶喜の肖像画

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 歴史画家羽石光志(はねいしこうじ)(一九〇三〜八八年)による江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(一八三七〜一九一三年)の肖像画とその下絵が十三〜十五日、水戸市の弘道館至善堂で特別公開される。下絵は初の公開で、肖像画は七年ぶりとなる。

 今年は、慶喜が大政奉還した後、至善堂で謹慎をしてから百五十年。また、羽石の没後三十年に当たり、羽石の遺族から下絵が寄贈されたこともあり、企画された。

 展示は、一九六五年ごろの作の肖像画(縦約百一センチ、横約七十二センチ)一点と、下絵五点。県の担当課によると、羽石は歴史画の大家・安田靫彦(ゆきひこ)らに師事し、衣装考証に基づく歴史画を多く描いた。その作品がじかに見られる貴重な機会で、下絵からは構想が分かるという。

構図などを練った下絵(いずれも弘道館事務所提供)

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 午前十時と午後二時に、弘道館職員による展示解説がある。十六日からは弘道館の別の場所で、肖像画などは展示ケースに入れて、羽石の歌集などとともに紹介する企画展を年末まで開催。

 二十二日には、幕末維新史に詳しい元県立歴史館主任研究員の由波(よしば)俊幸さんが「徳川慶喜と明治維新」をテーマに講演する。定員は百人(要整理券)。

 観覧には入館料が必要。問い合わせは、弘道館事務所=電029(231)4725=へ。 (鈴木学)

 

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