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【茨城】

IoTと食品 研究を集積 県工業技術センター、新施設オープン

装置の説明を聞く大井川和彦知事ら(左から3人目)=茨城町の県工業技術センターで

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 あらゆるモノがインターネットにつながるIoTの導入やロボット部品、日本酒や納豆をはじめ発酵食品の開発などを支援するため、茨城町の県工業技術センターに「IoT/食品棟」が完成し十八日、約七十人が出席し式典が開かれた。

 センターによると、IoT/食品棟は、成長著しいIoTの設備と、分散していた食品研究の設備を一つの建物に集約。ともに産業として期待が大きいという。鉄骨二階建て延べ約千六百五十平方メートル。機器の多くは移設で、建設費は六億一千三百万円になる。

 IoT関連では、加工、組み立て、検査の各工程をロボットが手掛け、遠隔操作もできる「模擬スマート工場」を移設し拡張した。中小企業に導入の参考にしてもらう。3Dものづくり実験工房では、3Dプリンターなどでモデルの試作ができる。

 食品関連では、食品試作室のほか、フリーズドライや包装材のガス透過を調べる試験室、新しい納豆菌や酵母菌などの微生物を探索する試験室を備える。

 各フロアにはセキュリティードアで秘密保持機能を高めた共同研究室を配置。今後は、人工知能(AI)関連の機器も取り入れていきたいという。

 装置の利用など多くが有料だが、相談は無料。問い合わせは、県工業技術センター=電029(293)7212=へ。 (鈴木学)

 

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