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【茨城】

がんばっぺ常総 泉谷しげるさん、GWにライブと絵画展

ライブ開催について会見する泉谷さん(右)と神達岳志市長=常総市で

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 関東・東北水害で被災した常総市の復興を後押ししようと、歌手の泉谷しげるさん(69)が19日、市内で会見し、自身のコンサートや絵画展などの復興イベントをゴールデンウイーク期間中に開く、と発表した。泉谷さんは3年前の鬼怒川氾濫の直後、避難所を訪れて被災者向けにコンサートを開催。「『必ず戻ってくる』と言っちゃった約束が、ようやく果たせる」と話している。 (宮本隆康)

 泉谷さんは、一九九三年に地震に見舞われた北海道の奥尻島を皮切りに、全国各地の被災地を元気づけるため、コンサートなどの活動をしている。

 二〇一五年九月の鬼怒川氾濫では、歌手仲間のさだまさしさんに誘われ、百人以上の水害被災者が避難していた宿泊施設「水海道あすなろの里」を訪問。漫才のようなトークを交えながら、一緒にコンサートを開いた。

 帰る時には被災者にバスを取り囲まれ、たくさんのコメや野菜、サツマイモなどを渡された。泉谷さんは「これじゃ(立場が)逆じゃねえか」と言いながら「また来るからよ」と約束した。

 「もらった食べ物が、みんなおいしかった。勢いで『必ず戻ってくる』なんて言っちゃった手前、自分の中で引くに引けなくなっていた」と振り返る。

常総市産のコメをPRするため、泉谷さんが描いたシール

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 昨秋に都内で、自身の描いた絵画展とライブコンサートを同時に開催したところ、好評だった。地方開催で地域活性化につなげることを思いついた時、「しまった。戻ると言ったのに忘れてた」と、常総市を思い出したという。

 泉谷さん側の発案で、地元の青年会議所などが実行委員会をつくり、「がんばっぺ!常総フェスティバル2018」として復興イベントの開催が決まった。

 イベントは四月二十八日から五月六日まで、常総市新石下の市地域交流センター(豊田城)が会場。泉谷さんの絵画展やトークショー、グルメフェア、物産展などが連日開かれ、五月五日には「泉谷しげる全力ライブ」(有料)がある。

 復興支援について、泉谷さんは「おれはそういうキャラじゃない」と照れながらも「地域が盛り上がって、仕事にもつながったら最高」と張り切っている。

 

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