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【茨城】

カントウイドウズムシ インスタ連動第2弾 #茨城しぜん

世界で常総のみ生息するカントウイドウズムシ

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 カントウイドウズムシは、体を切られても再生する水生の扁形(へんけい)動物「プラナリア」の一種で、国内で最初に報告された洞窟地下水動物として知られている。

 体長約1センチ。乳白色で、背面上に1列の小さな突起をもっている。約130年前、東京の市ケ谷(現新宿区市谷)の浅井戸から発見されたが、井戸や標本が消失。しかし1965年、旧水海道市立豊岡中学校(現常総市立水海道西中学校)の実験飼育クラブの活動で、現在の常総市豊岡町の浅井戸から発見された。

 現在はこの浅井戸でしか生息が確認されておらず、環境省は、レッドリストで最高位の絶滅危惧I類に選定した。

 ミュージアムパーク県自然博物館(坂東市)の首席学芸員・池澤広美さんは「現在、世界で常総市でしか見つかっていない。井戸がなくなれば、絶滅する恐れもある」と話した。

 写真は、池澤さんとともに調査や保護活動をする元高校教諭の茅根重夫さんが撮影した。 (山下葉月)

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