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【茨城】

東海第二巡り、知事に署名提出 石岡・牛久市民ら「再稼働認めないで」

大井川知事への要望書と署名を託す増山さん(中)=県庁で

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 東海村の日本原子力発電東海第二原発を巡り、石岡市や牛久市の市民らが七日、県庁を訪れ、再稼働を認めないよう求める大井川和彦知事宛の要望書と、七百九十四人分の署名を提出した。呼び掛け人で石岡市のグラフィックデザイナー増山みゆきさんは「こういう運動が広がってほしい」と期待した。

 大井川知事は再稼働について「県民の声を聞いて判断する」と説明する一方、どういう方法で声を吸い上げるかは明らかにしていない。このため、増山さんらは自分たちの意見を直接届けようと、三月から署名活動を展開してきた。

 要望書では「東海第二が事故を起こせば、三十キロ圏内の百万人近い人たちが路頭に迷うのは明らか」と指摘。「安心して暮らせるふるさとにしてください」と、大井川知事に対し再稼働に同意しないよう求めた。

 また、再生エネルギーが世界的な潮流になっている現状にも触れ、「茨城からエネルギーシフト変換を実現し、日本をリードしていってほしい」と提言した。

 要望書提出の際、石岡市の農業高栖敬さんは「命と生活は一体。避難で命は守れても、生活の基盤は守れない」と強調。増山さんは「トップが決断すれば舵(かじ)は切れる」と訴えた。対応した県原子力安全対策課の宮崎雅弘課長補佐は「要望の趣旨は知事に報告する」と語った。 (越田普之)

 

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