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【茨城】

つくばの記念品を宇宙へ 野口聡一さんが市に提供依頼

五十嵐市長(手前)に記念品提供を求める野口さん=つくば市で

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 国際宇宙ステーション(ISS)で二〇一九年十二月から半年間、滞在予定の宇宙飛行士の野口聡一さん(53)が十八日、つくば市役所を訪れ、ISSに持参する記念品の提供を五十嵐立青市長に依頼した。市は今後、記念品を選定する。宇宙活動の司令塔になる宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターがあるつくば市だが、日本人宇宙飛行士に記念品が託されるのは初という。 (宮本隆康)

 日本人飛行士が宇宙に行く際、出身地から記念の品を預かり、持っていくことが多い。神奈川県出身の野口さんは前回の宇宙飛行では、地元産のスギの種を持参している。

 野口さんは宇宙飛行士に選ばれてから、市内には二回、計七年ほど住んだ経験がある。「つくばは宇宙への第一歩を記し、長く生活した街。それなのに、ゆかりの物を持っていっていなかったことに気付いた」という。

 預かる品の条件として、私物のスーツケースに入れるため、百グラム以下で小さく収納できることや、とがっていないことなどを五十嵐市長に説明。「つくばの物が市民の気持ちとともに、宇宙に行っていると思ってもらえたら」と話した。

 市は今夏ごろまでに記念品を選び、野口さんに託す予定。五十嵐市長は「ありがたく思っている。名産品から素晴らしい物を選びたい」と応えた。

 野口さんは〇五年、〇九年に続き、三回目の宇宙飛行になる。出発時は五十四歳で、日本人宇宙飛行士では最高齢の宇宙飛行になるといい「健康長寿社会の象徴のように、『五十代半ばでも宇宙に行ける』と五十代の人たちに夢を持ってもらえればうれしい」と抱負を語った。

 

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