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【茨城】

県保健所9カ所に集約へ 水戸で再編検討懇話会

素案について議論する県保健所再編検討懇話会の委員ら=水戸市で

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 保健所の統合や管轄区域を議論する「県保健所再編検討懇話会」の第2回が21日、水戸市内で開かれた。県は常陸大宮、鉾田、常総の各保健所を他の保健所に統合し、現在12カ所ある保健所を9カ所に集約する案を示した。委員の医療関係者らからは、県民サービスの低下などを懸念する声が相次ぎ、次回に詳細な説明を県側に求めた。 (酒井健)

 県は▽常陸大宮をひたちなかに統合▽鉾田を潮来に統合▽常総は、常総市をつくば、下妻市と八千代町を筑西、坂東市を古河にそれぞれ保健所の管轄を再編▽土浦の管轄のうち、美浦村と阿見町を竜ケ崎に移す▽常陸大宮市と鉾田市には相談・申請受付窓口を設ける−という案を示した。

 再編は、所長を務める医師の確保が難しく、現在も五カ所の保健所長が兼務するほか、水戸市が二〇二〇年を目標に中核市に移行するのに伴い、独自に保健所を設置することを背景に、本年度から検討を始めた。

 考え方は、県内を九地区に分ける広域医療体制「二次保健医療圏」内に複数の保健所がある地域は、人口規模が小さい保健所を、大きい保健所に統合することで調整した。

 現在、水戸保健所が管轄する笠間、小美玉、茨城、大洗、城里の五市町については、水戸市が独自の保健所を設置した後も、引き続き県が同じ場所で保健所を置くとした。

 委員からは「災害や大規模な感染症に対応できるか」「県民の利便を犠牲にする行政効率化ではいけない」などの意見が出た。また非常勤職員による相談窓口ではなく、常駐の支所の設置を求める声もあった。

 県側は、六月の第三回会合で、窓口などの計画を示し、委員らの質問に回答するとした。

 

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