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【茨城】

「激変の韓国社会を民衆歌謡で表現」 音楽ユニット サム・トゥッ・ソリ

サム・トゥッ・ソリの水戸公演をPRする孫さん=県庁で

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 民主化運動などを通じてつくられてきた韓国民衆歌謡を歌う音楽ユニット「サム・トゥッ・ソリ」のリーダー孫炳輝(ソンビョンフィ)さんが県庁で会見し、6月23日に開く水戸公演をPRした。水戸公演は2001年以来、17年ぶり。孫さんは「韓国はこの2年で大統領の辞任と新政権の樹立、南北融和など社会は激変した。コンサートでは大きく変わった韓国を表現したい」と意気込んだ。 (鈴木学)

 サム・トゥッ・ソリは韓国語で「生・志・歌」を意味し、韓国民族音楽人協会のミュージシャンによる特別編成ユニットで、メンバーを変えながら日本公演を開催している。

 今回は、朴槿恵(パククネ)前大統領を罷免に追い込んだ「ろうそく集会」の先頭に立った孫さんをはじめ、ミュージカルスターや声楽家、人気民衆歌謡グループのメンバーの男女四人の編成となった。

 サム・トゥッ・ソリが披露するのは、韓国で民主化運動や労働運動などの中でつくられてきた民衆歌謡。南北統一を願う「ソウルから平壌まで」、一四年に三百人以上の高校生らが死亡、行方不明になった旅客船セウォル号沈没事故でつくられた「真実は沈まない」などを歌う。

 また、野口雨情の童謡メドレーを歌う県民合唱団、茨城朝鮮初中高級学校の生徒も、民族打楽器演奏で出演する。主催するサム・トゥッ・ソリ茨城公演を成功させる会は「朝鮮学校と県の間には補助金を巡る問題もあるが、この民間交流が日朝、日韓の関係改善につながれば」と話している。

 公演は水戸市の水戸駿優教育会館で午後三時開演。日本語字幕付き。前売りは一般三千五百円、ペア券六千円、高校生以下と障害者は千五百円。当日券はそれぞれ五百円増し(ペア券は前売りのみ)。問い合わせは大名(おおな)章文さん=電090(3245)4839=へ。

 

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