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【茨城】

木内元監督が「マジック」種明かし 夏の甲子園100回記念 水戸で講演会

ユーモアに富んだ語り口で会場を沸かせる(左から)木内さん、土浦日大の小菅監督、プロ野球で活躍した仁志さん=水戸市で

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 「夏の甲子園」の全国高等学校野球選手権大会が今年で百回を迎えるのを記念し、取手二と常総学院の監督として日本一に輝いた木内幸男さん(87)と、教え子らによる講演会が三日、水戸市の茨城大で開かれた。

 春夏の甲子園で優勝三回、準優勝二回の戦歴を残し、采配は「木内マジック」と呼ばれた。木内さんは「得意なことをやらせるからできているだけ」と種明かしし、極意を「子どもたちを見抜くこと」と語った。

 一九八四年にPL学園を破って夏を制した取手二のメンバーで、現在は土浦日大監督の小菅勲さんらも登壇。小菅さんは「監督が一番野球を楽しみ、選手もつられていた」と回想した。常総学院で八七年に頂点に立ち、プロ野球でも活躍した仁志敏久さんは「監督の考えは選手にも読めていた。マジックと言うけれど、分かりやすい采配だった」と証言した。

 木内さんは県内の高校野球の今後について、「われわれは弱者の兵法だった。(打力を前面に押し出す)明秀日立が出てきて、雰囲気が変わりつつある」と指摘。「打倒明秀」で各校が刺激し合えば、さらなる躍進につながると期待を寄せていた。 (越田普之)

 

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