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【茨城】

<ひと物語>「いばキラTV」人気番組「いばらきペロリ」出演 桝渕祥与さん(25)

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 「すごいのがきましたよ。私の大大大好物のローズポークを使ったとんかつが四枚、センターにそびえ立つのは五本の巨大エビフライ。幸せだ〜」

 水戸市の「こだわりとんかつ あぢま」京成店。両手で持つ器はボリューム感たっぷり。この日二本目の収録ながら、満面の笑みをカメラに向ける。

 インターネットの動画サイト「いばキラTV」の「いばらきペロリ」は、丼やラーメン、常陸牛、ハンバーガーなど県内の飲食店を紹介しながら、大盛り料理をペロリと平らげる番組。

 二〇一五年度にスタートし、三年間で八十五本が配信されている人気企画で、人気の秘密は何と言っても、細身の体形と容貌からは想像できない気持ちのいい食べっぷりだ。

 小学校低学年でチーズバーガーを十個、ミス鎌倉の時にはすし百貫など、大食いのエピソードには事欠かない。一食三合は普通で、大学時代もよく食べるとは言われたが、体育会系のため特別目立ちはしなかった。「一食浮かせてきなさい」と母親の勧めで出演した大食い番組で準優勝し、大食漢を自覚したという。

 「衣が薄いから、『サクッ』でなくて『フワッ』なの」。かきこまず、味わいかみしめる。「ほんと、ローズポークって甘〜い」。笑顔で食べ進める姿は、すがすがしい。

 心掛けているのはキレイに食べること。見る人が食欲をなくさないように。「未来のだんなさん? 私ぐらい食べたら食費がすごいので、小食な人がいい。ニコニコしながら見ていてくれたらいいな」

 「茨城の印象は、人がとても温かい。大盛りを食べているのに、『これも食べな』って出してくれたり。海も山も観光名所もあって食べ物も豊富なのに、魅力度最下位というのは、魅力が知られていないだけ。食べることを仕事にしている私としては、食を通して、もっとPRに貢献したいと思っています」

 本年度の収録は十本ほどの予定。百回記念に、どれだけ食べられるか耐久に挑戦してみたいとも。大食に人気がある台湾向けに茨城の食材をアピールする企画、アンコウのつるし切りの横でアンコウ鍋を食べるパフォーマンス企画も面白いと考えている。「可能性はまだまだある。茨城を食べ尽くすには時間がかかりますね」

 完食できなかったことはない。今回は時間はかかったが、しっかりペロリ。食べることが好きだから、食べて仕事になることに幸せを感じるという。

 目指すは、食やスポーツのリポーター。タレントの石塚英彦さん、彦摩呂さんのように自分の世界を確立し、言葉でも視聴者を魅了するのが理想だ。

 スタイル維持のため特別にしていることはないが、「最近は体重が落ちにくくなって…」とも。ただ、時間がたてばおなかもすくそうで、「多分、夜ごはんは食べます。量は普通かな」と笑った。 (鈴木学)

<ますぶち・さちよ> 1992年生まれ、神奈川県横須賀市出身。2012年ミス鎌倉。14年テレビ東京「元祖!大食い王決定戦 爆食ニューヒロイン誕生戦」で準優勝。現在、タレントとして活躍する。「あぢま」の配信は6月下旬〜7月上旬に予定。「ペロリ」で印象深いのは奥久慈卵を使った親子丼で「収録を忘れて無心で食べました」。検索サイトで「いばキラTV」と打ち込めば見つけられる。

 

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