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【茨城】

中高の部活 朝練を原則禁止 県教委方針 今秋から

 県教育委員会は公立中学高校の運動部活動について、授業開始前の朝の練習を原則禁止にすることなどを盛り込んだ運営方針をまとめ、ホームページで公表した。高校は九月一日から、中学は十月一日から運用する。全体に活動時間を減らすことで、短時間の練習で生徒の集中力を上げ、教員の長時間勤務の是正につなげることも狙い。 (鈴木学)

 県教委によると、運営方針では朝練の禁止のほか、一日の活動時間を平日は二時間程度、土日などの休業日は中学が三時間程度、高校は四時間程度に抑えることを挙げた。

 朝の活動を取りやめるのは、余裕を持って一時間目の授業に臨めるようにするのが目的。遠方から通学する生徒の睡眠時間が削られないようにするほか、教員の教材研究の時間を確保する意味があるという。

 県教委は、休養日については中学が週二日以上(平日一日、土日一日)、高校が週一日以上を設けることを既に通知している。

 新たに示された一日の活動時間は、国のガイドラインでは中高とも同じ時間だが、県では高校生は中学生に比べて体力があり、健康の維持管理力も高いとして休業日だけ一時間、長くした。また、多様な活動ができるよう、夏休みなどには一定の休養期間を設ける。

 また、校長には活動方針や計画をホームページで公表するよう要請。保護者や地域などにも活動が分かるように「見える化」を図りたいとしている。

 県保健体育課の担当者は「集中した練習でしっかり休みをとることで、メリハリを付けた生活は生徒にも教員にも必要だ。規制ととらえるのではなく、生徒には正しい認識の下、長くスポーツを続けてもらいたい」と話している。

 私立学校にも方針の趣旨を踏まえ「運動部活動の運営が適切に推進されるよう努める」としている。

 

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