東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

DM汚職 9カ月で接待30回 郵便局元課長ら2人、同席も

 ダイレクトメール(DM)の発送を巡る汚職事件で、日本郵便株式会社法違反(加重収賄)の疑いで逮捕された県内の郵便局の元課長ら二人が受けた接待は、九カ月で約三十回に上ることが捜査関係者への取材で分かった。二人が同席することもあったといい、県警と神奈川県警は癒着の実態について調べる。

 捜査関係者によると、土浦郵便局元課長の田中則男容疑者(61)は二〇一六年一〜九月ごろ、東京都中央区のDM発送代行会社「ティーティーオー」から約二十回の飲食や旅行などの接待を受け、DMの数量の過少申告を見逃す不正な検査を十二回実施。筑波学園郵便局元課長の八尾敏男容疑者(46)は同一〜八月に約十回の接待を受け、不正な検査は四十八回行った。

 飲食接待の現場は茨城県内のキャバクラなどで、国内が行き先の接待旅行に二人そろって行くこともあった。田中容疑者はティー社の関係者と十年以上前に知り合い、八尾容疑者は数年前に田中容疑者からティー社を紹介され、不正に関わるようになったという。

 両県警は二十二日、田中、八尾両容疑者、ティー社元役員の塚原孝則容疑者(42)ら七人を横浜地検に送検。DMの数量の過少申告により、ティー社は一六年一〜九月だけで約六億円の不正な利益を得ていたとみている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報