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【茨城】

スカシユリの生態など解説 東海村 実行委が調査報告会

プランターで育てられたスカシユリ=東海村で

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 東海村の花、スカシユリを増やすプロジェクトを進めている実行委員会は二十四日、生態や生育条件に関する調査報告会を村立図書館で開いた。専門家がスカシユリに適した育て方などを説明し、村民ら約三十人が耳を傾けた。

 スカシユリは、オレンジ色の花弁が特徴で、六〜七月に咲く。かつて村内でも沿岸部を中心に群生していたが、環境の変化などによって激減した。村教育委員会によると、現在は同村・村松海岸の日本原子力研究開発機構の敷地内でしか見ることができない。

 村は個体数を増やそうと昨年、専門家らでつくる実行委を発足させた。スカシユリに適した生育条件やDNA解析を進めている。

スカシユリが育つ土壌の調査結果を説明する八田教授=東海村で

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 この日の登壇者の一人、八田珠郎(たまお)・千葉科学大教授(地球科学)は、県内外のスカシユリが育つ土壌などを分析。スカシユリは球根の上下両方に根を張る特徴があり、上側の根で水分を保持しているため「砂地でも育つ」と指摘した。閉会後の取材に「根を地中深く伸ばしていくので、深さのあるプランターで育てる方がよい」と話した。

 七月三日午前九時から、機構でスカシユリの見学会がある。写真付き身分証明書が必要。問い合わせは村教委=電029(282)1711=へ。 (山下葉月)

 

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