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【茨城】

「世界で最も醜い花」開花 科博筑波実験植物園

世界で最も醜い花と言われるショクダイオオコンニャク=つくば市で

写真

 世界最大級で、めったに咲かないとされる絶滅危惧種の植物「ショクダイオオコンニャク」が、つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園で開花した。2年ぶり4回目で、同じ株が4回も花を咲かせるのは国内初という。27日は多くの人が園を訪れ、驚いたように見上げたり、写真を撮ったりしていた。 (宮本隆康)

 園によると、ショクダイオオコンニャクはサトイモ科で、インドネシアのスマトラ島に自生する。花は、高さ3メートル、直径1メートルにも達する。虫を呼び寄せるため、食べ物が腐ったような強烈な悪臭を放ち、「世界で最も醜い花」とも呼ばれているという。

 花は26日正午すぎごろから咲き始め、夜には高さ2メートル40センチ、直径1メートル6センチになった。開花は3日程度で、既にピークは過ぎ、29日には倒れる可能性があるという。

 1992年に種がまかれ、園で2006年から育てている。12年から隔年で4回連続で開花した。7年に1回ほどしか咲かないと言われ、隔年で開花するのは、世界的にも珍しいという。

 担当する多様性解析・保全グループの堤千絵研究主幹は「国内では十数カ所の植物園で育てているが、花を見られる機会は少ない。既にしぼみ始めているので、早めに見に来てほしい」と話している。

 園は29日まで、開園時間を午前8時半から午後6時半までとし、通常より延長して開園する。

 

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