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【茨城】

大阪北部地震受け、子ども向けイラスト作成 通学路の危険 確認を

屋根瓦の落下に注意を呼びかけるイラスト=島崎さん提供

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 大阪府北部地震でブロック塀が倒れて女児が犠牲になった事故を受け、つくば市の防災科学技術研究所の特別研究員・島崎敢(かん)さん(42)が、子ども向けに通学路の危険箇所などを説明するイラストを作成した。自身のホームページやツイッターで公開したところ、3万回以上も転載されるなど、注目を集めている。 (宮本隆康)

 イラストは、地震の二日後から「壁編」と「瓦屋根編」、看板落下などに注意を呼びかける「その他編」の三種類を公開。子どもにも分かりやすいように、ひらがなの説明と絵が描かれている。

 壁編では、道幅や背丈より高い壁、継ぎ足してある壁など六種類を「ちかづかないほうがよいかべ」として紹介。瓦屋根編では、建物と道路の距離などに留意するよう指摘している。

「壁編」のイラスト=島崎さん提供

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 島崎さんは、防災の対策評価や情報発信などを担当し、小学二年生の長女ら三人の娘を持つ。地震の発生後、自宅がある東京都内で娘たちと通学路の危険箇所を点検した。他の保護者にも伝えると「何をポイントに点検すればいいか分からない」と、困っていることが分かった。

 インターネットで調べたが、専門的な資料が多かった。このため、分かりやすいイラストをパソコンで作成し、他の保護者に配布。好評だったため、ネットで公開を始めた。さらに「土砂崩れ編」「雷と水害編」「火事編」も追加。すべてのイラストの説明文に、英語と韓国語、中国語を加えた。

 島崎さんは「親が教えるだけでなく、子どもが自分で想像して分かることが大事。イラストを使い、通学路の危険箇所を知ってもらえれば」と話している。

 いずれのイラストも、島崎さんのツイッター(@shimazakikan)やホームページで公開されていて、使うことができる。

 

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