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【茨城】

西日本豪雨 県内から支援次々 給水車派遣や募金代行

豪雨で被災した岡山県高梁市へ送る支援物資を積み込む筑西市職員ら=筑西市で(市提供)

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 百人以上が犠牲になり、甚大な被害が出ている西日本豪雨を受け、県内の自治体も支援に動き始めた。被災自治体と交流のある筑西市は、物資を積んだトラックと職員を派遣。また、二〇一五年九月の関東・東北豪雨による水害で被災地となった常総市や境町も、支援を受けた恩返しをしようと、職員の派遣を決めたり、寄付を呼び掛けたりしている。 (越田普之、宮本隆康、鈴木学)

 筑西市は七日、友好都市の岡山県高梁(たかはし)市から救援要請を受け、給水車計二台や支援物資を積んだトラックを派遣した。市によると、高梁市では水道設備が被災し、断水しているという。

 支援物資用の十トントラック一台は、県トラック協会の協力で用意し、市が備蓄していた五百ミリリットルの飲料水約八千本とアルファ米四千三百五十食、紙おむつなどを積み込んだ。

 市と消防の職員十人と、協会関係者二人の計十二人は七日午後六時に出発。道路状況が悪く、高梁市に着くまでに十七時間かかったという。さらに九日も、給水活動の交代要員として職員六人を派遣した。

 今後、市役所本庁舎と三カ所の支所、川島出張所、しもだて地域交流センター「アルテリオ」、温浴施設「あけの元気館」で義援金を募る予定だ。

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 常総市は、鬼怒川の氾濫でがれき処理を経験した男性職員一人を、環境省を通じて派遣することを決めた。さらに保健師らの派遣や、募金活動、物資の搬送なども検討している。

 市は、西日本豪雨の被災地からも義援金などが寄せられたことから「恩返しを」と迅速に動く。女性職員の一人は「街が水に漬かった様子は、当時と全く同じ。暑い日が続くが、体に気を付けて乗り越えてほしい」と話した。

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 境町は、被害が大きい岡山県倉敷市と広島県に対する寄付を、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で七日から受け付けを開始。寄付額は二千五百万円を超えた。町は一六年四月の熊本地震の際にも、同様の活動を展開した実績がある。

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 県防災・危機管理課によると、支援要請が来た場合に、必要な支援に迅速に対応することを次長級でつくる防災監会議で確認した。

 厚生労働省から、避難所での避難者の健康管理などに当たる保健師の派遣要請が来たため、県と市町村で計四人のチームを編成し、十二日〜八月二日に交代で計六班が、広島県の被災地で活動するという。

 

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