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【茨城】

「鬼怒川の恩」忘れない 西日本豪雨 保健師ら被災地出発

広島県竹原市に向けて出発する川上さん(手前左)と千賀さん(同右)=県庁で

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 西日本豪雨の被災地支援のため、県と市町村合同の保健師チームの第一陣が十一日、広島県竹原市に出発した。派遣される県地域ケア推進課の川上智美さん(55)は「恐怖感などもお聞きしながら、被災者の気持ちに寄り添った支援をしたい」と話した。

 県によると、チームリーダーの川上さんは保健師三十二年のベテラン。阪神大震災、新潟中越地震、鬼怒川の氾濫でも活動してきた。一緒に派遣される福祉指導課の千賀仁さん(50)は「支援に行きたい人の思いも背負っていく」と話した。

 この二人と、牛久市と下妻市の職員二人を加えた四人のチームで、十二〜十六日に避難所の避難者の健康管理やエコノミー症候群の予防などにあたる。

 県は東日本大震災、鬼怒川氾濫の時に全国から支援を受けた。県の関清一・福祉担当部長は「そうした恩を胸に刻んで、健康に注意しながら支援活動をお願いします」と語った。

 今後も保健師三人、事務職員一人の計四人でチームをつくり、八月二日まで交代で計六チームが竹原市で活動する予定としている。

◆コンテナハウス3台 境町が倉敷市へ派遣

 境町は十一日、岡山県倉敷市に向け、トイレやシャワーなどとして使えるコンテナハウス計三台を送った。輸送・設置費を調達するため、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を活用。寄付を募り、すぐに目標の百万円を達成した。ほかに、倉敷市と広島県に対する寄付を代理で受け付けているが、すでに八千万円以上が集まっている。

◆日立市は愛媛県へ飲料水

 日立市はこの日、鵜を通じて交流のある愛媛県大洲(おおず)市に向け、五百ミリリットルの飲料水ペットボトル二千四百本を発送した。大洲市から要請があったという。

◆笠間市は募金箱設置

 笠間市も十一日、市役所本所と二支所に募金箱を設置。送金先は未定だが、友好都市提携する京都府綾部市か、京都府を想定しているという。 (鈴木学、越田普之)

◆常総・つくばみらい市 ボランティア派遣へ

 常総市は十一日、災害ボランティアを募り、貸し切りバスで岡山県倉敷市に派遣することを決めた。

 市によると、市が交通費とボランティア活動保険料を負担する。十七日夜に出発し、二十日までの日程で土砂の取り出しや浸水した家屋の片付けなどをする。車中泊で、食料やスコップなどは参加者が持参する。

 二〇一五年の鬼怒川氾濫で被災した市は、全国からの災害ボランティアの支援を受けたため、恩返しとして計画した。

 募集人員は四十人程度で先着順。問い合わせや参加申し込みは、常総市社会福祉協議会=電0297(30)8789=へ。

 つくばみらい市も二十三〜二十五日の日程で、ボランティアを募集してバスで派遣する。問い合わせなどは、同市社会福祉協議会=電0297(25)2101=へ。 (宮本隆康)

 

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