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【茨城】

20年春「佐貫→龍ケ崎市駅」 JR水戸と協定 市の負担4億円

協定書を交わした中山市長(左)と雨宮支社長=龍ケ崎市で

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 JR常磐線佐貫駅が二〇二〇年春に「龍ケ崎市」への改称が決まったことを受け、市とJR東日本水戸支社は十一日、市が改称費用を負担することなどを盛り込んだ協定を結んだ。負担は計四億円程度とみられる。市の方針決定から、五年越しで実現の見通しとなった。 (宮本隆康)

 協定の締結式は市役所で開かれ、水戸支社の雨宮慎吾支社長と、中山一生市長が協定書を交わした。

 中山市長は「佐貫駅が龍ケ崎市と知らない人も多く、市の場所が常磐線から遠いと思われがちだった。JRの駅名は大きな看板。駅や電車内でのアナウンス効果も大きい」と話した。

 水戸支社や市によると、具体的な改称の日程は未定。関東鉄道竜ケ崎線の「竜ケ崎駅」との混同を避けるため、新たな駅名には「市」の文字を入れた。JRの駅舎に併設されている関東鉄道の佐貫駅は、改称を予定していない。

 費用は市が全額負担し、乗車券の発券システムの変更など事業費三億八千九百万円を六月補正予算に計上。二〇年春はJR東日本の大規模な機器更新が予定され、時期を合わせることで費用を抑えられるという。

 このほか、関東鉄道の乗り換え案内板や、道路の案内、市発行の刊行物なども表記を変える必要があり、市は計二千万円程度と見込んでいる。

 市は一五年春の常磐線の東京、品川駅乗り入れを機に、改称の方針を決定。一五年五月、水戸支社と覚書を取り交わした。費用対効果を疑問視するなど、反対意見もあり、市民団体が住民投票を求め、八千人以上の署名を集めたが、市議会で否決された。

 改称時期は当初、消費税増税に対応するJRのシステム改修に合わせ一七年四月と決まったが、増税延期で改称も先送りされた。

 

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