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【茨城】

茨大生殺害認める 初公判で比国籍の男

初公判に出廷したランパノ・ジェリコ・モリ被告(イラストと構成・勝山展年)

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 二〇〇四年一月、茨城大農学部二年の女子学生=当時(21)=が殺害された事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死の罪に問われたフィリピン国籍のランパノ・ジェリコ・モリ被告(36)は十七日、水戸地裁(小笠原義泰(よしひろ)裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で通訳を介して「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は刃物による襲撃回数など一部の実行行為を争う方針を示した。

 事件発生から十三年が経過した昨年九月、岐阜県内の工場で働いていたランパノ被告を茨城県警が逮捕。共犯としていずれも発生当時に未成年だったフィリピン国籍の三十四歳と三十二歳の元少年を国際手配しているが、事件後に出国しており、立件の見通しは立っていない。

 被告は事件当時、美浦村内の電器部品加工会社に勤務。検察側は冒頭陳述で、被告ら三人が通行中の女子学生を偶然見つけ、車で進路をふさいで連れ込み、乱暴した上で殺害したと指摘し「遺体の手から被告とほぼ一致するDNA型が検出された」と述べた。さらに被告らが〇七年三月には共犯者の母親に犯行を告白していたことも明らかにした。

 弁護側は「当時は若年で共犯者の影響によって犯行がエスカレートしたが、反省して被害弁償の意思もある」と述べた。

 起訴状によると、元少年二人と共謀し、〇四年一月三十一日午前零時から同六時半ごろにかけ、阿見町周辺の路上で女子学生を車に連れ込み、性的暴行を加えて首を絞め、美浦村の川岸で首を複数回にわたって刃物で切るなどして殺害したとしている。

 

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