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【茨城】

火山、基礎から学ぼう 県自然博物館で企画展

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 火山を基礎から学べる企画展「火山列島・日本−大地との語らい−」が、ミュージアムパーク県自然博物館(坂東市)で開かれている。担当者によると、県内に活火山はないが、その恩恵を受けているといい、「火山は身近な存在ということを知ってほしい」と話す。 (山下葉月)

 会場は七つのコーナーに分かれ、噴石や歴史資料など約四百四十点を展示。火山誕生の仕組みや、フィリピンのピナトゥボ火山の巨大噴火(一九九一年)が、世界各地に異常気象をもたらした歴史などを紹介。脅威に触れる一方で、火山が生み出す絶景や、硫黄や金など貴重な資源があることなども説明している。

 国内には百十一カ所の活火山があり、世界の約7%を占めるという。県内には活火山はないが、火山から出た軽石や灰などが積み重なってできた「関東ローム層」に覆われ、保水性が高く、畑作に適した土壌を生み出した。県の農業産出額が全国二位になっているのも、こうした背景がある。

 首席学芸員の小池渉さんは「火山は怖いだけでなく、恵みの大地をつくる土台。茨城とのつながりも学んでもらえれば」と話した。展示は九月十七日までで月曜休館。七月二十九日、八月十一日には自然講座、九月九日には那須岳(栃木県)の観察会が開かれる。問い合わせは館=電0297(38)2000=へ。

 

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