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【茨城】

境町に水害避難タワー 河川氾濫に備え建設

境町が建設した水害避難タワー=境町で(町提供)

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 境町で河川氾濫の際、逃げ遅れた人に一時避難してもらう水害避難タワーが、町役場の敷地内に完成した。町の担当者は「津波対策のタワーは各地にあるが、河川氾濫用は国内初ではないか」と話す。

 町によると、二〇一五年九月の関東・東北水害を受け、町が建設した。タワーは、高さ一三・六メートルの鉄骨三階建てで、延べ床面積は三百二十平方メートル。約二百人が一時避難できる。

 タワー二階と役場庁舎三階との連絡通路も設置し、役場と合わせて計約千人が避難できると見込む。

 二、三階に一時避難場所を設け、二階には食料などを貯蔵する備蓄倉庫も設置した。屋上部分から、住民をヘリでつり上げてもらって救助することも想定している。事業費は総額一億七千七百万円。

 関東・東北水害では、町内で死者一人、負傷者三人、床上浸水二百四十六棟、床下浸水二百四十七棟の被害があった。町境の利根川堤防が決壊した場合、町の約八割が浸水し、町役場では水が七メートルの高さに達する可能性があるとされる。 (宮本隆康)

 

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