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【茨城】

天の川くっきり すばる天文同好会 高萩で観望会

さくら宇宙公園で撮影された夜空(高萩市提供)

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 星空観察の楽しさを知ってもらおうと、高萩市の団体「すばる天文同好会」は二十五年以上にわたり、市内のさくら宇宙公園を中心に天文観望会を続けている。発起人の川口和彦さん(65)は「高萩の空は街灯(あか)りが少なく、気軽に宇宙を感じられます」と紹介する。 (山下葉月)

 会は一九九二年一月、川口さんら六人で発足。そこから月に一度のペースで観望会を開いている。現在は十〜六十代の会員約五十人が所属。東京都や栃木県から訪れる人もいる。

 対象は、季節により異なり、木星や火星などの惑星のほか、おとめ座にある二重星など多岐にわたる。先月開かれた観望会では、十五年ぶりに地球に大接近した火星をキャッチし、望遠鏡でのぞいたり、写真を撮影したりしていた。

 川口さんは小学生の頃から天文に関心があったが、長女の十五歳の誕生日に望遠鏡を買ってあげたことを機に、仲間と星空観察を楽しもうと、会を設立した。転勤で埼玉県戸田市などでも空を見上げたが、星が見えず「地元の高萩は星がきれいな場所だったことが分かった」と振り返る。

 川口さんによると、夏は天の川が一番濃く見え、星雲や星団など観察できる天体が多い。火星のほか、ヘラクレス座にある黄緑色の星団など、珍しい天体も見られるという。

 川口さんは「高萩では天の川がくっきりと見える。自分の目で星を探す楽しさを知ってもらえれば」と参加を呼びかける。

 次回の観望会は今月十八日午後七時から宇宙公園で開く。望遠鏡を持っていなくても参加できる。参加費無料。問い合わせは川口さん=電090(4759)6019=へ。

◆さくら宇宙公園 満天の星背景にアンテナを撮影

 さくら宇宙公園内には、シンボルの口径三十二メートルのパラボラアンテナがある。一九六三年十一月、この地と米国を結び全国初のテレビ衛星中継に成功した。

 このアンテナは現在、国立天文台と茨城大学の宇宙科学教育研究センターの電波望遠鏡として活用され、宇宙から来る電波をキャッチし、星の誕生や銀河の活動と進化の研究に役立てている。

 天文愛好家の間では「ダイナミックな宇宙を身近に撮影できる」として、満天の星を背景に、アンテナを撮影する人が多い。市の担当者は「園内は二十四時間出入りできるので、気軽に星空を楽しんでほしい」と話す。 (山下葉月)

◆投稿 募集

 写真投稿サイト「インスタグラム」と連動する企画の第4弾「#茨城のなつ」がスタートします。観光に力を入れている常陸太田、高萩、大洗の3市町と一緒に、「茨城の夏」を強くイメージできるものを紹介していきます。

 サイトは毎日更新予定。QRコードにQRコードリーダーをかざすか「@tokyoshinbunmito」で検索すれば閲覧できます。

 また、インスタで8月23日まで、県内で見つけた夏らしい風景や食べ物などの写真の投稿を募集。キャプションに撮影日時と場所、撮影で工夫した点などを記載し、ハッシュタグ「#茨城のなつ」を付けて投稿してください。

 優秀作品は後日、紙面で紹介します。採用の場合はインスタの「メッセージ」で事前連絡します。問い合わせは支局=電029(221)7128=へ。

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