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【茨城】

豊田芙雄の情熱や生い立ち 水戸の歴史館で資料70点

幼児教育のための紙のおもちゃ(手前)などが展示された会場=水戸市で

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 水戸市出身で、幼児・女子教育の先覚者として活躍した豊田芙雄(ふゆ)(1845〜1941年)の企画展が11日、水戸市の県立歴史館で始まった。芙雄の教育への情熱や生い立ちなどが学べる貴重な資料約70点が公開されている。来月24日まで。

 芙雄は明治初期、日本人初の幼稚園教諭「保母(ほぼ)」となり、最も初期の幼稚園教育に携わった。その後、政府の命令を受けて欧州に渡り、先進的な女子教育も視察。帰国後は水戸市や栃木県の女学校で教壇に立ち、新しい時代の教育を切り開いた。

 会場には、芙雄の写真や、教育への考え方をまとめたしおり、子供たちが遊ぶための紙のおもちゃなどが並ぶ。教え子からの手紙などから、展示を担当した笹目礼子歴史資料課長は「芙雄は厳格だったが、教え子には心を開き、寄り添った優しい先生だったのでは」と紹介する。

 展示は、明治150年を記念して企画。会場では、明治期の行政文書などを集めた「見て学ぶ明治」も開かれている。

 原則月曜休館。入館料は一般150円など。敬老週間の来月15〜21日は満70歳以上は無料。(山下葉月)

 

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