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【茨城】

古いボールでアート再生 五輪向け文化プログラム 水戸で児童ら自由に着色

思い思いにボールに絵を描いたり、着色したりする子どもたち=水戸市で

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 使い古された野球やサッカー、ラグビーなどのボールをアートの力で再生させるイベントが18日、水戸市の県民文化センターで開かれた。「リボーン・アートボール」と名付けられた取り組みは、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて県などが主催する県民参加の文化プログラムの一環だ。 (鈴木学)

 「ボールに絵を描いたことはなかったけど、楽しい」と夢中で絵筆を振るう子どもたち。白く下塗りされたボールに、カラフルな着色をしたり、夏らしいスイカやトンボ、ヒマワリなどの絵を描いたり。午前と午後の二回で小学校低学年の児童と保護者ら約百人が参加し、それぞれ個性的なアートボールを作り上げた。

 スポーツと文化の融合、さらにはリサイクルにもなる取り組みとして発案したのは、日本画が専門の筑波大の太田圭教授(61)。かつて五輪の正式競技に「芸術競技」があったのを学生たちが知らないことにショックを受け、身近でできるスポーツ芸術として考案したという。

 「アスリートとアーティストが互いに尊敬し合う“リスペクトのパス交換”になれば」と願う。

 この日を含めて県内五会場で開かれ、計約五百五十人が参加した。別途募集中のアートボールや器の「ボウル」アート作品と合わせて、十月に笠間市の県陶芸美術館で開く「ボール×ボウル展」で展示する。五輪開催年には、リボーン・アートボール二千二十個の展示も検討中という。

 

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