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【茨城】

金農ナイン お疲れさま 姉妹都市・常陸太田市からねぎらいの声

姉妹都市の秋田市の特産品を紹介するコーナー=常陸太田市で

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 第100回全国高校野球選手権大会で、百三年ぶりに決勝に進出し準優勝した秋田代表の金足農業がある秋田市と、姉妹都市関係にある常陸太田市からも、金農ナインの快進撃に「素晴らしい試合だった」「お疲れさま」とねぎらう声が上がった。 (山下葉月)

 市によると、秋田市との縁は、常陸太田を拠点としていた戦国大名・佐竹氏が関ケ原の戦いの後の一六〇二年、国替えにより秋田に家臣を連れ、移住したのがきっかけ。その後も、故郷の常陸太田に墓参りするなどで、両地域を往復する人が絶えなかった。こうした交流を大切にしようと約四十年前、両市は姉妹都市になった。

 常陸太田市は、金農が優勝した場合、秋田市に祝電を送る予定だった。姉妹都市担当の常陸太田市職員、秋津良平さん(41)は今年、市民交流事業で秋田市を訪問したばかり。「結果は残念でしたが、準優勝も素晴らしい。選手の健闘をたたえたいです」と話した。

 常陸太田市内の道の駅「ひたちおおた」には、いぶりがっこや稲庭うどん、比内地鶏ラーメンなど、秋田の特産品を販売するコーナーがある。駅の担当者は「秋田コーナーの売れ行きはよく、いぶりがっこやハタハタ焼きもよく出る」と話す。決勝戦を前に、いぶりがっこを購入し、テレビ観戦に備える人もいた。

 市内の無職鈴木正彦さん(77)は「佐竹さんの縁は地元では特別。だから秋田は身近です」と話す。準優勝という結果に「まずはお疲れさまと言いたい。公立高で、よくがんばってくれました」とねぎらった。

 常陸太田市での盛り上がりに、秋田市の担当者は「姉妹都市というつながりから、自分のことのように感じてくれてうれしい。これからも交流を続けていければ」と話した。

 

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