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【茨城】

笠間市計画の道の駅 2年後の開業目指す「観光交流拠点に」

笠間市が計画している道の駅予定地。向かって左側に主要な施設が建ち、交差点を挟んで右側に大型バスなどの駐車場を整備する計画になっている=笠間市で

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 笠間市は、国道355号沿いの手越地区で計画している道の駅について、最も早くて2020年8月に開業できることを明らかにした。用地買収などを含む総事業費は、現時点で20億円を超す見込みだという。予定地は北関東道のインターチェンジ(IC)からも近く、市は観光の拠点としたい考えだ。(越田普之)

 市が二十九日夜に住民説明会を開き、概要を示した。市によると、用地買収のめどは立っているが、地盤改良で事業費が膨らむ可能性があり、各種補助金を活用する方針。今後、年度内に県から事業許可を得て、開業の半年前までに国土交通省から道の駅として登録を受けたい考えだ。

 山口伸樹市長は「農産物生産者の販路を拡大して所得向上につなげるとともに、観光交流の拠点にする」と狙いを説明。他地域の失敗事例を踏まえ「建物のコストを抑える」と強調した。参加者からは「国道を四車線化しないと渋滞するのでは」との懸念も出た。

 市では、平町にあるJA常陸の農産物直売所の移転計画が持ち上がったのを機に、道の駅の整備を検討。これまでに基本構想と基本計画の策定を終えた。予定地を手越地区にしたのは、北関東道友部ICからの距離や造成のしやすさなどが理由という。

 基本計画では、第三セクターによる運営を想定。施設は農産物の直売機能を重視し、売り場に四百五十平方メートルを割く計画だ。特産のクリをPRするコーナーや、フードコートなども設ける。また、トイレとコンビニを隣り合わせで配置し、夜でも安心して利用できるようにする。

 国交省によると、道の駅は四月二十五日現在で全国に千百四十五カ所。県内は十三カ所で、筑西市や龍ケ崎市などでも整備の動きがある。

 

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