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【茨城】

立民議員ら東海第二視察 泊原発の電源喪失を批判

高橋靖水戸市長(左)と面会する菅元首相(右)ら立憲民主党の議員=水戸市役所で

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 東海村の日本原子力発電(原電)東海第二原発の再稼働を巡り、「原発ゼロ」を掲げる立憲民主党の菅直人元首相ら国会議員六人が六日、水戸市の高橋靖市長と面会し、避難計画の策定状況などについて意見を交わした。(山下葉月)

 面会で、高橋市長が、避難計画作りに苦労していることを打ち明け「最終的に国は計画を了承するのか」と質問した。これに対し、東京電力福島第一原発事故当時、陣頭指揮を執った菅元首相は「国は最終的に責任を持たずに協力するだけ。自治体任せだ」と答えた。

 面会後、菅元首相らは市役所で会見。この日、北海道で発生した地震による停電で、北海道電力泊原発の外部電源が一時、喪失したことを踏まえ、菅元首相は「福島事故のことを走馬灯のように思い出した。外部電源を失うことは、決定的な問題がある。福島の事故が何も生かされていない」と批判した。

 その上で、菅元首相は、東海第二の三十キロ圏に全国最多の九十六万人が住むことを踏まえ、「事故が起きない100%の備えというのは、原発をやめることだ」と強調した。

 議員らはこの日、東海第二を視察。別の議員は「施設のかなりの部分を直す必要があると感じた」と老朽化を問題視した。

 

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