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【茨城】

行方市・シャキシャキ食感あさがお菜 インスタ連動第5弾 #茨城たべる

あさがお菜を栽培する宮崎定夫さん=行方市で

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 行方市では60品目以上の農作物がとれ、シャキシャキとした食感の青菜「あさがお菜」も、隠れた名産品の一つだ。約15年前から栽培を本格化させ、都内のスーパーやレストランなどで提供されるようになったが、まだ知名度は低い。農家の宮崎定夫さん(65)は「天ぷらもお薦め」と料理を提案し、販路拡大を目指す。

 あさがお菜は中国原産。種子や花がアサガオに似ていることから、この名がついた。茎が空洞になっているため、空心菜とも呼ばれる。ホウレンソウと比べると、食物繊維が3.5倍、ビタミンAが1.5倍も含まれるとされ、栄養価が高い。

 栽培農家の先駆者の一人の宮崎さんは約10年前から作り始め、現在は年間2トンほど収穫する。JAなめがた北浦地区葉物部会のあさがお菜部長の肩書もあり、市内の農家約30人とともに栽培に取り組む。

 宮崎さんのあさがお菜の持ち味はやわらかさだ。「やわらかくて日持ちするように作っている」と紹介する。ただ、やわらかい葉や茎には虫が付きやすいという。無農薬にこだわるため「松の実のエキスなどを使って虫を寄せ付けなくしている」と大切に育てている。

 高温多湿を好むあさがお菜だが、今夏の酷暑にはダメージを受けていた。水分を守るため、与える肥料を工夫した。

あさがお菜とイカの一夜干しの天ぷら。宮崎さんお薦めの調理法で、行方市農業振興センターの職員が作った

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 あさがお菜は中華料理の炒め物として使われることが多いが、宮崎さんは「天ぷらも抜群にうまい」。イカの一夜干しとあさがお菜を細かく刻んで天ぷらにすると、お酒のつまみにぴったりだそうだ。

 一方で「まだまだ名前が浸透していない」と課題を挙げる。今後はさまざまな食べ方を提案しながら、販路を広げていきたいとしている。(山下葉月)

◆投稿募集

 写真投稿サイト「インスタグラム」と連動する企画の第5弾「#茨城たべる」がスタートします。農業がさかんな行方、常陸大宮、小美玉、日立、石岡の5市と一緒に、地元の食材と、それをフル活用したオリジナル料理などを紹介していきます。

 サイトは毎日更新予定。QRコードを読み込むか、「@tokyoshinbunmito」で検索すれば閲覧できます。

 また10月18日まで、料理や実りの秋を連想する畑、生き物の捕食シーンなど、県内のあらゆる「食」にまつわる写真を募集します。キャプションに撮影日時と場所、撮影で工夫した点などを記載し、ハッシュタグ「#茨城たべる」を付けて投稿してください。

 優秀作品は後日、紙面で紹介します。採用の場合はインスタの「メッセージ」で事前連絡します。問い合わせは水戸支局=電029(221)7128=へ。

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