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【茨城】

100年前の蓄音機、オルゴールなど60点展示 取手に博物館オープン 

最高級の蓄音機とされるビクトローラ社の「クレデンザ」(手前)と国内に10台ほどしかないというエジソン社の「チッペンデール」

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 約100年前の蓄音機やオルゴールなどを操作し、当時の音色が楽しめる博物館「アンティークオーディオミュージアム」が取手市でオープンした。ユニークな体験型の施設で、県内外から愛好家や家族連れが訪れている。 (水谷エリナ)

 博物館を運営するのは、県南部で家具店などを展開する「ブームス」。取手市藤代の店舗兼カフェに博物館を併設している。

 展示品はすべて、計量機器などを製造する「ティ・アンド・シー・テクニカル」(東京都)の中鉢(ちゅうばち)博さん(68)が、海外やネットのオークションで集めた。

 機器の歴史を紡ぎたいとの理念で、牛久市内で「古典音響機器ギャラリー」として無償で展示されていたが、六月末で閉館。中鉢さんに共感したブームスの山崎徹社長(50)が処分予定の蓄音機などを借り受け、八月に博物館を開館した。

博物館に展示されている蓄音機=いずれも取手市で

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 展示されているのは、蓄音機やオルゴール、ラジオ、手回しオルガンなど約六十点。最も古いのは一八九〇年代に作られ、新しいものでも一九六二年製。保存状態が良く、ほとんどの展示品に触り、音楽を聴くことができる。ほかにも、レコードや写真なども展示している。

 最高級の蓄音機とされたアメリカの「ビクトローラ・クレデンザ」も展示。製造当時の一九二〇年代ごろの価値で大きな邸宅を一軒買える額に相当し、生演奏のような音質が楽しめるという。

 見学に訪れていた阿見町の戸田さつきさん(39)は「かつて蓄音機などが家族の中心にあり、みんなが楽しんでいたと思うと感動する」と話した。

 開館時間は午前十一時〜午後七時まで。毎週水・木曜休館。入場無料。問い合わせは「secret GATE&CAFE(シークレットゲートアンドカフェ)」=電0297(82)4190=へ。

 

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