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【茨城】

土浦の花火爆発 強風に流されたか 市「来年の開催は未定」

 土浦市で六日夜に開かれた「土浦全国花火競技大会」で花火が地上付近で爆発し、見物客十人がやけどを負った事故で、土浦市の担当者は九日、「来年の開催は未定。警察が原因を調べてから決めていきたい」と話した。土浦署は関係者から事情を聴くなど調べを進める。

 市商工観光課の皆藤秀宏課長は「花火が強風に流され、地上付近で爆発した可能性がある」と説明。その上で、開催した判断に誤りはなかったとしている。

 課によると、大会当日は台風25号の接近で風が強く、市内では午後四時半ごろに、強風注意報が出ていた。大会が始まる前の午後五時の風速は平均六メートルだったという。

 県は、花火を中止する際の基準となる風速の数値を設定しておらず、市などの実行委員会は他県の事例を参考に開催を判断したという。午後七時に最大風速一一・一メートルを観測したが、他県の基準では、花火大会を開くことを満たしていた。

 県消防安全課の担当者は「中止の判断は、主催者に任せている」と話した。

 事故が起きたのは午後六時二十分ごろ。大会本部は事故の報告を受け、約二十分後に花火を中断。風がより強くなる可能性があるとして、午後七時四十分ごろに中止を決めた。 (水谷エリナ、越田普之)

 

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